赤外線カシメ・溶着機
特徴
- 電子部品やプリント基板のカシメ工程に最適
赤外線がボスのみを局所的に加熱し、それ以外の箇所へは熱の漏れがほとんどない為、熱によるワークのダメージを心配する必要がありません。また、振動もない為電子部品を実装したプリント基板などのカシメにも最適です。 - 自動車部品の多点同時カシメに最適
1台のコントローラーは最大24本のプローブを同時に制御できます。自動車部品や電気製品など、複数のボスを同時にカシメたいワークでは大幅なコスト削減にもつながります。 - 加工が難しいPPSやPBT等のエンプラ樹脂に対しても強度のある安定した樹脂カシメが可能です。ガラスやCFRP(炭素繊維強化プラスチック)30~50%入り樹脂等の実績も多くございます。
- 糸引きやバリが出にくい新技術
熱カシメなどの工法を用いてガラス質を多く含む樹脂を急激に加熱すると糸引きやバリを発生させます。赤外線カシメではパンチが加熱されず常に冷たい状態に保たれている為、これらの問題を解消すると同時に冷却時間が短くてすみます。 - カシメ強度のUPと安定性に!
インパルスウェルダー、熱カシメ、超音波カシメなどと比較してカシメ強度の改善が可能です。ボス部全体が均等に加熱されてからカシメを行うので、溶融部と非溶融部との境が無く強度が安定します。特にガラス・フィラー比率が高い樹脂等では、安定性と強度の違いが圧倒的です。
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