バーチャルスライドシステム

パノラミック(Pannoramic)シリーズ

バーチャルスライドシステムは、顕微鏡用プレパラート全体をデジタル画像としてコンピュータに記録し、モニタ上で観察する装置です。デジタルデータなので退色が無く、破損の心配もないので永久標本として保存することも可能です。

また、ネットワークを利用することにより、遠隔から画像を観察することができます。臨床の現場での診断、コンサルテーション、テレパソロジー、電子カルテとの連携、さらに学生実習等での教育用として、また免疫染色や蛍光標本を用いた研究等と幅広い活用が可能です。

バーチャルスライドを作成するスキャナ – パノラミックシリーズには、様々な分野に適応できるよう4機種がラインナップされています。手軽な1枚スライド用の装置から、ハイスピードの250枚スライド用の装置まであり、幅広く対応できます。また1台の装置で、明視野から蛍光画像までの撮影も可能です。用途に応じて最適な機種をお選びください。

パノラミックシリーズでは、プレビュカメラでスライド全体を撮影し、組織の位置を自動的に認識してフォーカシングや輝度調整まで全自動で行うことができます。簡単な操作で複数のバーチャルスライドを連続して作成することが可能です。

DESK MIDI SCAN FLASH
スライド枚数 1 12 150 250
対物レンズ 1本(20x or 40x) 2本装着可(20x、40x)
蛍光撮影 明視野のみ 9チャンネル
サイズ(WxDxH cm) 27x30x25 48x50x70 74x69x90 68x55x70

バーチャルスライド閲覧ビューワソフト

Pannoramic Viewer

デジタル化された標本の画像は、ビューワソフトによりモニタ上で任意の位置を任意の倍率で観察することができます。倍率のアイコンをクリックするか、またはマウスのスクロールボタンで拡大縮小ができます。
フォルダ毎に保存されたスライドのサムネイルがギャラリー表示されます。閲覧したいスライドのサムネイルをクリックするだけで、その標本のバーチャルスライド画像が表示されます。

pannoramic ビューワ

マルチリンク機能

連続切片像や同一検体での多種類の染色を行った標本を、マルチリンク機能で連動して表示することができます。また、同一スライドで異なった部位を同時に表示して比較することもできます。
一旦閲覧した部位は、その範囲と共に色分けしてオーバレイ表示するトレーサー機能により確認することができますので、観察漏れや重複を避けることができます。

マルチリンク機能

アノテーション機能

バーチャルスライド上で、関心部位への注釈の記入、マーキング、長さの計測などができます。なお、これらの情報は画像と同時に保存されますので、コンサルテーションに役立ちます。また、輝度やコントラストの補正等、画像の補正により退色の補正や画質改善を行うことができます。
さらに、バーチャルスライドの一部を切り取り機能により、スクリーンショット画像としてJPEG形式等で保存することができます。

アノテーション機能

Z軸スタック/フォーカス合成機能

Z軸方向で、フォーカスを変えながら多層での撮影ができます。最少0.25μmステップでの3次元バーチャルスライドが作成できます。ステップ幅やZ軸の幅は事前に設定できます。撮影された画像は、ビューワ上でマウス操作により連続的に観察できます。また、スライドドライバ(オプション)を用いて、顕微鏡感覚でスライドの観察もできます。

これら多層の断層画像から各部位の最適フォーカス位置を計算し、スライド全体にフォーカスの合った合成画像を作成することもできます。厚みの異なる細胞診や塗抹標本等に有効です。

Z軸スタック機能

スライドドライバ

ステージと同じXY軸用の移動ノブと、Z軸用のフォーカスノブを動かすことにより、顕微鏡感覚でスライドを観察することができます。

スライドドライバ

ネットワークとテレカンファレンス

LANやインターネットに接続して、制御PCやサーバーに保存されたデジタル情報にアクセスが可能です。部署内での少人数で行うグループカンファレンスや、遠隔地間で映像を用いたテレカンファレンスが行えます。また、施設内外での病理室と手術室を連結した迅速診断などにも有用です。
電子カルテとの連携や、画像管理ソフトCaseCenterからWeb配信するシステムの構築もできます。

cacecenter画面

テレカンファレンス

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